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見ざる 聞かざる  [在留邦人批判]

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Youtubeで見られるような上手なケチャップライスが作れない。どうしてもケチャップがコゲてしまう。
新しいテフロン加工されたフライパンを使いやってみた。一発で作れた。コゲもない。
道具の進化は技術の進化を超えている。研究開発って大切よねって思う。

在留邦人は、テフロン加工されたフライパンは体に有毒なので使わないという。わざわざ重たくコゲつく鉄のフライパンを日本から持ってきて使うんだと。ご苦労なことです。
電子レンジもマイクロ波が出ているのでガンになるとか、白血病になるとか、根拠のないウンチクこねて使わない。料理店でテフロンフライパンや電子レンジを使わないところなんて一店もないのにね。
その一方でマイクロ波がバンバン出ている携帯電話でツイッターはやっている、子供にも使わせる。このブログを読む人の7割は携帯電話からのアクセスである。飛行機に乗ると放射線を浴びるのにそれは何も言わない。イミフ。

在留邦人は、バカの集団だから、自分が理解できない大部分はシカトして、理解できたごく少数を誇張し主張する。ニュージーランドの食べ物は自然のものだから安全とか、化学薬品を使用していないから安全とか、デタラメばかり主張する。ニュージーランドの科学者からすると『科学で立証されていない自然由来の食品のほうが成分がわからず危ない』と警告する。ここはシカト。バカな頭では理解できない。

ヤマザキパンが腐らないのは、化学薬品を大量に投入しているからと言う人がいる。日本にも多くいる。ヤマザキパンは徹底した衛生管理に努め、食材の投入から製造・梱包まで全自動化され、人が食材に触れることなく出荷している。そのため、ほぼ無菌状態で作られているのでカビが生えずに腐りにくい。一般家庭の台所で作ったパンではないのだ。

ニュージーランドのお台所ってすごく汚い。床を拭く雑巾でテーブルを拭く。私には理解できない行動でも現地の人はそれ以外をしらない。なぜ、床を拭く雑巾と、テーブルを拭くふきんを分ける必要があるのか。同じではないかと言う。違うと言っても理解できない。この部分、在留邦人はシカト。ニュージーランドの衛生環境を知るとお食事する気になれない。ニュージーランドで外食する際は食中毒になることが前提となる。実際に食中毒の発生は多く報告されている。

食品添加物。これも在留邦人が大好きな話題。
トマトジュース。そのまま飲むと食品、加工調理に使用すると食品添加物になる。では、トマトジュースをそのまま飲む人は食品添加物を直接飲むことになるのか。

化学調味料。この言葉は既に死語で使われていないのに現在も使う人がいる。化学調味料は青酸カリではない。食べて即死することはないのに、0.01mgでも入っていると、即死するようなことを言う人がいる。在留邦人の大部分は猛烈にバッシングする。
化学調味料=旨味調味料はサトウキビが原料で蒸留し濃縮した食品。在留邦人が大好きな自然からとれる食材なのに批判する。イミフ。蒸留し濃縮させた飲料の代表格が焼酎である。芋・米・麦・蕎麦を原料とする焼酎。焼酎を飲むとき「化学調味料を飲んでいる」「化学薬品の味がする」という人がいるだろうか。

日本で販売されているポテトチップスは化学調味料の宝庫で、食べると化学薬品の味がするという人がいる。在留邦人の大部分は日本のポテトチップスを批判する。

では、ニュージーランド産のポテトチップスは化学調味料を使っていないのか。
"Bluebird"という、ニュージーランドでは代表的なポテトチップスブランドの成分表(対象はSalt & Vinegar味)を見ると「マルトデキストリン」「酢酸ナトリウム」「クエン酸」という食品添加物が使用されている。「味の素」の主成分である「グルタミン酸ナトリウム」も使用されている。ニュージーランドのポテトチップスも化学薬品の味がするわけだ。しかし、「ニュージーランドのポテトチップスは化学薬品で作られている」と指摘する在留邦人はひとりもいない。ニュージーランドのポテトチップスは美味しいと、バクバク食べている在留邦人は多いのに。

在留邦人は幸せだと思う。
自分に不都合なことは「見ざる 聞かざる」で逃げる。真実を追わない。
自分に都合の良いことだけねつ造し、誇張して、人を騙す。私がNZにいたころから、邦人社会の質は何も変わっていない。それは、歓迎すべき状況にはなく、不幸である。
嘘情報を人に話すのも邦人社会の特徴なので「言わざる」が入らない。今日知った情報は今日誰かに言ってしまう。「やっぱ日本ってダメだよね~」「ニュージーランドが正しいよね~」「日本はニュージーランドに見習うべき」ってオナニーしてるだけ。悲しい邦人社会だね。

私がNZで幸せになれなかった理由は、この邦人社会と上手く付き合えなかったから。バカしかいない集団と付き合えない。「嫌いなら付き合うな」という在留邦人がいる。しかし、そうは問屋が卸さない。なぜなら、在留邦人は日本人を見つけると寄ってたかって来るから。
在留邦人は在留邦人以外に頼れる人がいない。日本の家族と不仲な人が多く、日本に頼れない。頼る人がいない。日本(の家族)に頼れないので邦人社会に頼ることになる。現地の人(パケハ)に知り合いはいても、細かな話になると説明できない。カルチャーが異なるので「あ、うん」の呼吸で話が進まない。労働組合の権力が強く、17時(実質16時30分)になったら帰っちゃう国民性なので、『続きは明日ね~』と言いつつ、明日になると昨日のことは忘れているから話も進まない。在留邦人は在留邦人から離れることは不可能である。

海外に住もうと考える人は、バカじゃないと生きていけない。バカなら生きていける。人を騙せる人間は生きていける。人を騙すことに罪悪感を感じる人間は生きていけない。
それが私がNZで成功しなかった一番の理由。
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