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「在留邦人は犯罪者」と強く認識しよう [在留邦人批判]

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警察官の前で大麻を吸引し厳しく叱責された自称・韓国籍の "Yon Slowalker" が、私をニュージーランド警察に通報すると書き込みをしてから1年が過ぎた。この間、ニュージーランド警察から連絡は届いていない。
この1年の間に私は、警視庁の警察官から3度、職務質問(職質)を受けた。深夜2時に、一般道に停めた車の中にいただけで、警察官がパトカーから飛び降りて来てイロイロと聞かれた。エロエロな話が好きな私も、イロイロな話に応じることは無駄な時間なので、上手く誤魔化した。しばらくのやり取りの後、不貞腐れた表情を浮かべ警察官は帰って行った。

約30年前、世界の僻地にあるほとんど人が住んでいないド田舎のニュージーランドで『絵に描いたような模範生(←実際にその通りです)』『宿題を忘れたことがない(←実際にその通りです)』と言われた私を捕まえることは、なかなか難しいぞと。警察官がパトカーから飛び降りて来て職質を掛ける。私は警察官に捕まらないように、エロエロなことを、いや、イロイロなことを考えながら生きている。深夜2時に、一般道に停めた車の中で、私は何をしていたのでしょうね。

私はニュージーランド警察の捜査対象にされることに関心があった。
警視庁の捜査対象にならない私を、何事もスーパースローに動くニュージーランドで、何事もいい加減で、間違いが多く、単純なことが正確にできないニュージーランドで、どのように捜査対象になるのか、ワクワク、ドキドキ、心をトキめかせたのだ。どのような法的根拠を用いて捜査を行うのか、どのような司法手順を踏み手続きをとるのか、大きな関心があった。たぶんそこには、私の知らないニュージーランドがあると、知的好奇心を抱いたのだ。
しかし、残念なことに、ニュージーランド警察の捜査対象から外された。私の、ワクワク、ドキドキ、心のトキめき、そして、大きな期待と夢を、返してもらいたい。

私が惨めな中高時代を過ごしたニュージーランドを思い返すと、大口を叩くヤツほど、何もしていない。在留邦人も、パケハも、外人も、私に嫌がらせをしてきた人間は多々いるが、大口を叩くヤツほど何もしない。彼ら・彼女たちは大口を叩くことに優越感を覚える。「自分は勝ち組」と、誤った認識を持つ。この「認識」が「妄想」になるので厄介なのだ。

私は、日本人の(平均的な)感情を理解し、パケハの(平均的な)感情も理解できる。それ故に、在留邦人からも、パケハからも、文句を言われるサウンドバッグ状態になった。在留邦人はニュージーランドの、パケハの文化を理解できない。他方、パケハは日本の、日本人の文化を理解できない。両者の文化を間違いなく正確に理解できる私に両者は文句を言いにくる。15歳の、16歳の私にヒステリックに文句を言いにきて楽しいのかと思った。これが、楽しいんですよ! 奥さん! 楽しくて止められないので、私のところに文句だげが集中する。これが私が経験したニュージーランドの惨めな中高時代である。

日本人はニュージーランドの文化を、パケハの文化を理解できない。他方、ニュージーランドは、パケハは、日本の、日本人の文化を理解できない。両者は同じ認識を持つ必要はないが、両者は共存しなくてはいけない。両者が共存できていないから、両者の事情がわかる私のところに、それぞれの文句が届いたことは、私の「心の傷」として深く残っているのだ。

ニュージーランド警察は、私に関する個人情報を持ち合わせていないのだろうか。私は在留邦人が妄想で語るニュージーランドを体感したわけではなく、現地校に通い、NZQAにも試験結果が登録された過去を持つ卒業生である。返済不要・全額給付型奨学金審査にも合格したので、学校には私の名前が入った賞状が届いている(が、日本人は「お金持ちの国」から来ているので給付対象外)。全額給付型奨学生を出すことは、教員の指導力が評価されることから、学校にとって名誉なことである。ニュージーランド教育省が発行した在籍証明書は現在も所持している(注:ニュージーランドの学校は個別に卒業証明書を出さず教育省の一括管理で在籍証明書を発行する)。
キラキラした妄想だらけのニュージーランド生活を語る在留邦人に、この意味は通じない。実態とかけ離れたキラキラした嘘だらけの妄想話ですからね。

ニュージーランドで "ASD"(自閉症・アスペルガー症候群)は 「精神障害」として扱われ、外国人が滞在許可を申請しても却下される。申請条件に「精神が良好で健全である」という項目があるからだ。実際に、ブラジル国籍、フィリピン国籍の人が "ASD" を理由に却下されている。

日本の滞在許可を不正取得し、2017年に神奈川県大和市の精神病院で死亡したニュージーランド人男性について、在留邦人は日本の体制を猛批判したが、ニュージーランドも精神疾患を抱える人の扱いは非常に難しいので、最初から滞在許可を出さない。実際にこの件は、在留邦人と死亡男性の遺族だけが日本の体制を猛批判をしたが、外交問題を扱う駐日ニュージーランド大使館は何の抗議も声明も出していない。

私が不思議に思うことは、在日中国人・在日韓国人を猛烈に批判する人(たち)は、何故、在留邦人を批判しないのか。

在留邦人は悪いことをやっている。犯罪者である。それなのに、何故、在留邦人は批判されないのか、差別されないのか。

上野や秋葉原に行くと、在日中国人・在日韓国人を痛烈に批判するビラが無数に貼られている。少なくなったが、朝鮮学校に通う生徒が襲撃を受けることもある。それなのに、海外で悪いことをしている在留邦人だけは批判対象にならない。私はこれを非常に不思議に思うのだ。