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続・精神分裂病と在留邦人 [在留邦人批判]

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ニュージーランドから書き込まれた、ある書き込みを読んでいた。

執筆者曰く「日本人が日本の悪口を言うことは良い」が「日本人が海外の悪口を言うことは良くない(らしい)」。
とりわけ、執筆者が住む大好きなニュージーランドの悪口を日本人が言うことは良くない(らしい)。

イーストウインドの田中は「日本は人間が住む土地ではない」と言った。
私は「ニュージーランドは人間が住む土地ではない」と言う。
田中の意見は通り、私の意見は通らない。この違いは、何か。

執筆者曰く「ニュージーランドの悪口を見てもグッとこらえる」「(書かれていることは)確かにその通りであるが(書き方が)大げさ」であると。

性格が悪い私はその書き込みを読み『書かれている内容に納得しているのならそれが事実なのではないか』『どーか、これは、私へ対する悪口ではありませんように』と、神にお祈りしました。旧暦の10月である「神無月」は、神様が出雲に集まり神議り(かみはかり)を行う月なので、お祈りをしても、神様はいらっしゃらないんですけれどね。

約30年前、私はニュージーランドという世界の僻地にあるド田舎で惨めな高校生をやっていたわけですが、その当時の出来事を中心に、ここに書き綴るわけです。1998年10月以降は、一度も、ニュージーランドへ渡航していない。約30年に渡りニュージーランドの悪口を言い続けているのは、世界中で私くらいだろうなと。
皆さんは在学していた高校の悪口を、卒業から30年が経っても言い続けているでしょうか? そのような人がいれば、性格の悪い私は、お友達になりたいと思いません。

もう1つ、これは "Youtube" に投稿された自称・日本人女性による投稿である。

この人が非常に興味深いことを述べていることに注視した。

動画投稿者曰く:
*2020年4月1日から日本の水質基準項目は変更された。
*東京都(水道局)は水質基準項目を改悪し「有機フッ素化合物」を入れるようになった。
*「有機フッ素化合物」は「発がん性物質」や「流産」の可能性があり、赤ちゃんは「下痢」をする危険な物質である。

東京都水道局は、水道水にフッ素を添加していない。東京の水道水にフッ素は入っていない。東京都は過去に、一度も、水道水にフッ素を添加していない。

現状、日本の水道水にフッ素を添加している自治体は、1つも存在しない。

過去に実験的に、米軍統治下の沖縄(1945年 ~ 1972年)と、京都市山科地区(1952年 ~ 1964年)で、水道水にフッ素を人工添加したことはあるが、現在、この実験は行っておらず、既に終了している。
京都の実験では、水道水にフッ素を人工添加したことで子供の虫歯が 40% 減少したとする調査結果が報告されたが、科学的に有意な結果とまではいかず、フッ素の人工添加による健康被害も証明されておらず「迷った時はやらない」が基本姿勢である日本国では、水道水へのフッ素添加は行われていない。

この自称・日本人女性は、東京の水道水に有機フッ素化合物が添加されたという話を、どこから入手したのだろう。

遡ること2019年6月、東京・多摩地区の地下水から基準値を超える高濃度の有機フッ素化合物が検出された。発生源は不明。
東京都は地下水のくみ上げを停止し、河川からの取水に切り替えた。この結果、フッ素は検出されていない。

では、基準値を超える高濃度のフッ素はどこから混入したのか。

多摩地区の自治体は地下水汚染の発生源を特定するには莫大な費用が掛かることから、独自調査は行っていない。実はこの問題、調査費用以上に、厄介な問題が絡んでいる。
ジャーナリストの調査では、高濃度のフッ素の混入地は「在日米軍横田基地」の消火訓練で使用された消火剤が地中に染み込み、地下水に混入し、井戸水から検出された可能性が高いとしている。この報道について、在日米軍は公式発表を行っていない。
沖縄県では水道水から基準値を超える高濃度の有機フッ素化合物が検出されている。その発生原も「在日米軍基地」とされているが、在日米軍は公表をしていない。

この報道について知りたい方は、文春オンライン【「21世紀の枯れ葉剤にならないといいが…」東京・多摩地区の地下水は汚染されていた】【消された水汚染: 「永遠の化学物質」PFOS・PFOAの死角(著:諸永裕司)】を参照していただきたい。

この自称・日本人女性も、いつもの「妄想」で、意地悪なお話に仕立て上げたのだろう。

さらに興味深いことに、この自称・日本人女性は、ニュージーランドのオークランドに住んでいると話している。

オークランドでは、1966年から水道水に「有機フッ素化合物」を添加している。つまり、水道水に、人工的にフッ素を加えている。添加量はオークランド市が公表しており 0.7ppm ~ 1.0ppm。

オークランドに暮らす 94% の人は、フッ素が人工添加された水道水を飲んでいる。これについて、この自称・日本人女性は、何も発言していない。
この自称・日本人女性は、フッ素が添加されていない 6% の地区に住んでいるのか。それも公表していない。
ここまで東京の水質を悪く言うのなら、自分がオークランドのどの地区に住んでいるのか公表してもらいたい。

ニュージーランド国内では「ウェリントン」、「ロワー・ハット」、「アッパー・ハット」、「ポリルア」、「ダニーデン」の水道水には、フッ素が人工的に添加されている。普及率は 100% 。
この地域に住む人は、好むと好まざると、フッ素が添加された水道水を飲んでいる。この自称・日本人女性が語る「発がん性物質」「流産」「下痢」を起こす「毒が混入された水」を飲んでいることになる。

「日刊ニュージーランドライフ」主宰の長田雅史も『東京の水は臭くて飲めない』『ニュージーランドの水はおいしいからそのまま飲める』と、毒が混入された水をガブガブ飲んでいた。長田は、フッ素樹脂加工されたフライパンは体に有害と、日本から重くてかさばる鉄のフライパンを買い込み持ち込んだ。その鉄のフライパンを洗う水はフッ素が添加され、フッ素の入った水道水で調理し、フッ素の入った水道水を飲んでいる。

これ、オチですか? オチとして弱すぎませんか?

精神分裂病の典型例である「偏りある激しい思い込み」って怖いですね。

ニュージーランド国内でも、クライストチャーチの水道水にフッ素は添加されていない。理由は「おカネがない」から。
水道水にフッ素を人工添加すると、年間 6300万ドル(63億円) の費用が掛かる。クライストチャーチに、63億円もおカネがあるわけない。
クライストチャーチでは、"Regional Rates"(地方税)と呼ばれる不動産に掛かる固定資産税で水道代を賄うので、各家庭に水道メーターはついていない。メーターがないので、水道代もない。プールがある家でも、浴槽がある家でも、水道代は掛からない。
クライストチャーチでホームステイをしたことがある人なら『家にプールがある!』と驚くが、家庭用プールの設置費用は安く、水道代は無料なので、ミドルクラスの家ならプールがあるのは普通のことである。食器洗い機がある家なら、例外なく、プールもある。どちらも使用に際し、水道代は掛からない。
これが理由で、夏の間、仕事に行く前から庭に水を出し、帰って来るまで9時間も水を出し放しの家庭が多くある。夏場は散水しておかないと芝生が焼けてしまう。これを全ての家庭でやられると、世界の僻地にあるド田舎でも、水不足になる。
そこで、クライストチャーチ市役所の職員が水を出し放しにしていないか、抜き打ち検査にやって来る。いきなり知らない人が庭に入って来るので驚く。これ、けっこう高い確率でやられるので、ひと夏に数回は、抜き打ち検査を受けることになる。
世界の僻地にあるニュージーランドらしい ホッコリ♪ する情景ですね。知らない人が、いきなり、家の中に入ってくるわけですから。

クライストチャーチの著名な歯科医師(?)が、水道水へのフッ素添加は自治体任せではなく、国が主導し行うべきであると提言していた。この著名な歯科医師(?)は、私の知り合いです。お父さんも歯医者さんである「デンタル・ファミリー」の出身なので、「末(すえ)は歯医者」と、運命が決められており、学校の先生も、同級生も「おまえは歯医者だ」と、未来を決められていた。実際に本人も歯医者になった(←歯医者あるある)。お父さんが開業した歯科医院 兼 自宅 を引き継ぎ、歯科院長として立派にやっている(らしい)。この辺りは日本の歯医者さんと同じですね。子女も自分が卒業した出身校に通わせているので、この辺りも日本の歯医者さんと同じですね。出身校では "Prefect" に選ばれ "Deputy" を務めていたような記憶があるが、私とは出身校が異なるため、よく覚えていない。

日本人の留学エージェントは、ニュージーランドでの生活体験がないため、"Prefect" のことを「生徒会」と訳しているが、"Prefect" は「生徒会」ではない。

"Prefect" は「代表生徒」「模範生徒」を示す意味で、主に、下級生に対し処罰を与える権限を持つ生徒を意味する(が、実際に処罰を下す "Prefect" は存在しない)。

そもそも、ニュージーランドの学校には「生徒の会」である「生徒会」は存在しない。「生徒会」が存在しないのに、"Prefect" を「生徒会」と訳すことは間違っている。

日本の学校にある「生徒会」は「生徒の代表者」を選ぶための生徒会選挙がある。ニュージーランドの学校で "Prefect" を選ぶための選挙はあるのか? "Prefect" は、誰が選んでいるのかわからない。必ずしも「成績優秀」「品行方正」「スポーツ万能」な生徒が選ばれるわけでもない。『何でコイツが "Prefect" に選ばれたの?』という生徒が、何人も混ざっている。理解できない。選ばれた顔ぶれを見ると、教員に対し「YESマン」ばかりなので、教員にとって扱いやすい生徒が選ばれることは事実である。

"Prefect" は、日本の学校に存在しない制度のため、日本語で説明することが非常に難しい。ニュージーランドでも各校ごとに "Prefect" の選出方式や役割は異なり、共通方式は存在しない。

ニュージーランドの学校でも "Head Boy"(首席男子代表)と、"Head Girl"(首席女子代表)以外は、誰が "Prefect" に選ばれたのか、誰も、何とも思わないので、教員も生徒も、誰も知らない。これが "Prefect" の実態である。
これが日本人の留学エージェントに伝わると「生徒会」に変わってしまい『ヘッド・ボーイは生徒会長です』になってしまう(←ヘッド・ガールはどこへ行ったの?)。これ、おかしくねーか? って、性格の悪い私は思います。

これが、ニュージーランドで生活体験のない在留邦人が語る「嘘」「デタラメ」「妄想」で仕立て上げた『夢の国・ニュージーランド」の実態である。「夢の国」だから、好きなように仕立てることができる。「嘘」「デタラメ」「妄想」、何でもあり。だって、夢の国ですから。
ニュージーランドの出身者なら「ニュージーランドが夢の国なら、そこは、ニュージーランドではない」と答える。これが、正論だからである。

私はニュージーランドで、惨めな高校生をやっていたわけですが、その頃、周りに、これだけ多くの精神分裂病を患う日本人がいる認識を持つべきであった。
彼女たちは(←在留邦人のほとんどは日本人女性)は、精神病である。キチガイである。英語も通じなければ、日本語も通じない。あらゆる言語が通じず、意思疎通が図れない。

現地の民は日本語が通じないから会話が成立しないと日本人女性を私のところに連れて来たが、頭がイカれた女(たち)なので、私とも何も通じなかった。この認識を持つべきであった。『日本人女性は精神分裂病』『精神が分裂する病気』とは普通は思わない。私だって思わない。しかし、これが、邦人社会の実情である。

あのね、自分だけだからね。自分はおかしくないと思っているのは。

パケハは、英語が通じないから日本人とコミュニケーションが取れないと勘違いするが、在留邦人は、英語以前、日本語以前に、コミュニケーションが取れない。なぜなら、精神分裂病であるから。

私がニュージーランドの悪口を書き込み『ニュージーランドは人間が住む土地ではない』とすることは、それほどいけないことなのだろうか。
私の書き込みを読んだ人が「ニュージーランドに行かない」「ニュージーランドを離れる」「在留邦人は精神病」と、正しい認識を持つことは、有意な結果を招くと解釈できないのだろうか。

ニュージーランドで生き残るには、スマホを持つことでも、スマートウォッチを持つことでもなく「正しい情報を正確に知る」ことである。それだけで「あなた」は、命を守ることができるのだ。