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夏休み前 留学生への注意 [ニュージーランド本当の姿]

7月になった。もうすぐ夏休みだ。
ニュージーランドも2学期が終わり、7月7日から22日まで2週間の休みに入る。これを冬休みと言うのだろうか。
私がニュージーランドにいた頃は3学期制だったので、4学期制になった現在の感覚はない。3学期制は5月の休み(May Holiday)と、8月の休み(August Holiday)に分かれ、月をまたぐことがないのでわかりやすい。現在の4学期制では月をまたぐ休みもあるため、いつが休みになるのかわからない。
5月の休みはそれほど寒くなく、8月の休みは極寒で寒かった(日本の感覚で言うと1~2月)。夕方6時(18時)の気温が3度とか普通にあった。温度計が狂っていたのかわからない(ニュージーランドあるある)。
この3学期制は教員に不評で、高校生は第3学期終了と同時に統一試験へ突入するため、試験準備期間が設けられず、進学校の悩みであった。4学期制で第3学期までに勉強を終わらせ、第4学期は統一試験へ向けた試験準備期間とすれば、進学校の奨学金獲得率は上昇する。進学校にとって何名の生徒が奨学金を獲得したのか、それが学校の名誉となり翌年の新入生募集時の「売り」になる死活問題である。私はこの奨学金を獲得しましたが「ニュージーランド人ではない」という理由で、お金は一切受け取ることができませんでした。貰ったのは紙一枚の賞状だけです。ありがとうございます。
底辺校はほとんどの生徒が中退するので、誰も文句を言わない。底辺校の教員は生徒と一緒にバスケをやって遊んでいるような連中ですからね。
4学期制への移行は教員が主導したのである。さすが労働組合が権力を握る労働者天国のニュージーランド。
私の学校では、8月の休み前の1週間は学内ミュージカルを開催する。この準備が4月のイースター明けから始まる。日本の学校と大きく異なる点は、参加は任意で有志による出演ということ。教員も有志が参加し指導するので2~3人しか参加しない。時間外指導をしてもお金はもらえないからね。出演生徒は全員オーディションを受ける。そのため、外国人留学生の参加者はほぼいない。参加したのは私ともう1人の留学生だけ。留学生が参加しない状況にブチ切れる教員が多く(基本的に留学生は全ての学校行事に参加しない)、なぜか、参加する私が批判を受けた。これはイジメだ。教員だって任意参加なのに。ニュージーランドにもイジメはあるの。衣装代も移動費も全て自費。学校はカネを出さない。学校はカネを出さないから観覧も有料制。観覧料は当時5ドルだった(プログラムは1ドルの有料制)。現在は20ドル。物価は4倍になったということだ。当時の最低時給は20歳以上が$6.25、19歳以下は$3.75。日本円で換算すると625円と375円の感覚で間違いない。2018年の最低時給は$16.50(1,650円)なので、物価ほど賃金は上昇していないことになる。
「ニュージーランドの最低時給は日本より上!」「ニュージーランドは日本より格上で先進国!」「ニュージーランドは急成長している!」 と、大騒ぎし喜んでいる在留邦人は多いが、実際のところ、ニュージーランドの民は1995年より貧しくなっているのだ。物価の上昇に賃金が追いついていないわけだからね。
とは言っても、私の通った学校は私立校なので、最低時給で働く親の子女が通えるわけない。平均より上の収入を得ている親が知識と教養を学ばせるために通わせる学校なので、親と学校との対立がない。親は学校方針に従うだけ。実技系の科目より、基礎教養を中心とした学科指導を熱心に行うのはそれが理由。それが私立校建学の精神にある。教員も「実技を履修すると進路で苦労する」と、はっきり言う。留学生は実技系科目を履修する傾向が強く、どの留学生も進路に苦労をしていた。
これが、底辺の公立校になると凄まじい状況に一転する。ニュージーランドは歴史の浅い国なので階級社会ではないけれど、所得を軸とした格差社会である。親がなるべく評判の良い私立校へ子女を通わせたいと思うのには、明確な理由があるのだ。

ニュージーランドで安い物は野菜を中心とする生鮮食品しかない。野菜と果物だけは世界中に売るだけの量が採れる。しかし、露地栽培が基本なので皮が厚く、食感が悪く、おいしくない。鮮度管理の質が低く、採れたてでも鮮度が悪い。購入した翌日には腐っている。オークランドのような高温・多雨な地域でも、低温で乾燥したヨーロッパ流のオーガニック野菜を無理して作るので、価格は高いのに栄養価は低い。オーガニック野菜は低温で乾燥した地域の特性を生かし薬品による害虫駆除を不要としたから栽培できたわけで、ニュージーランドでオーガニック栽培は不可能である。オークランドは熱帯気候だから害虫はウジャウジャいる。
在留邦人は「日本で売っているキーウイフルーツは1つ150円もする。ぼったくり!ニュージーランドなら150円で7つも買える」というけれど、これも間違い。日本へ輸出するキーウイフルーツは一級品だけ。そのため、色も味も形も最高品質のみを輸出向けに卸す。購入後もすぐには腐らない。ニュージーランド国内で流通するキーウイフルーツは・・・・十級品くらいか。買ったその場で食べないと、数時間後には腐っている。ほぼゴミのようなキーウイフルーツだけが流通している。あれだけ質が低ければ7個で150円でも高い。現地の人は安いキーウイフルーツを買い、手で半分にバカッと割り、真ん中だけ食べて残りは捨てる(皮はもちろんポイ捨てです)。これが安いキーウイフルーツの食べ方。だって、真ん中以外に食べるところはなく、腐っているんだから。
海洋国だけれど魚は食べない国民性なので、魚も獲れた分は海外へ売ってしまう。主な輸出先は韓国。毎週、韓国の貨物船が入港し魚を買って帰る。売れ残った分が国内消費にまわるので、魚の鮮度が悪い。売っているときから腐った魚が多い。血抜きも神経抜きもしていないので、売っている魚の鮮度は悪い。あの臭い魚を見たら、生魚を食べる日本人の存在は理解できない。あんな臭くて質の低い魚を生で食べたら誰だって病気になる。
お肉はどうだろう。牧草で育った低脂肪のお肉なので日本人の口に合わない。健康的な精肉でも味の好みに合わなければ売れない。ラム肉はどうだ。 日本人はラム肉は食べないだろう! その通り。日本人はラム肉を食べない!だから売れない!
日本のラム肉が臭いというのも、日本で流通するラム肉は高齢の羊で羊毛をとれなくなり廃棄処分になった産業動物を食べるから。こんなお肉が旨いわけない。常識で考えればわかる。
大分県を中心とする九州で唐揚げが人気な理由も同じ。九州には養鶏場が多くあり、高齢で卵を産めなくなった産業動物を食べるから唐揚げ文化が根づいた。ゴミとして処分する直前の鶏を食べているわけ。高齢の鶏の肉質は低く、これを関東でやっても誰も食べない。関東で展開する九州発の唐揚げ専門店も、東京の店で使用する鶏は若鶏のモモ肉に限定している。高齢の鶏なんて使わない。
東京の人が食べ物を買う基準は「味」。値段ではない。他方、九州の人は「価格」を最優先する。九州という本州と異なる文化圏だから通用する食文化である。九州人はニュージーランドで生活できる耐性を持ち合わせているのかもしれない。

ニュージーランドの売りって何かと考えると、本当に、なにもない。NOTHING!!

英語はどうか。ニュージーランドは独特な英語を使うので、英語初級者は混乱する。日本で習った英語は使わない。あの国の英語が理解できる人は英語上級者の言語学者だけ。日本人が習った英語は通じない。現地の人が使う英語を覚えても他の国で使う機会はなく、使っても通じない。
オーストラリアでも通じないニュージーランド英語はたくさんある。「小さい・少し」を意味する "Wee"。ニュージーランドで「小さな女の子」を "(a) Wee Girl"、「少しだけ」を "a wee bit" というけれど、オーストラリアでは通じない英語なので、"Wee" を使う人はニュージーランド人だとすぐにわかる。ニュージーランドに住んでいるから英語はペラペラと言っても、その英語はアメリカでもオーストラリアでも通じない。日本人は素直に教科書に書かれているアメリカ英語を習ったほうがいいです。教科書は何百人もの専門家が作成に関わり「これで大丈夫」と、責任者のハンコが押されたものだけを使用できるので(これが教科書検定)、独学で勉強するより圧倒的に効率が良い。独学で勉強することを否定はしないけれど、独学の危険性は「おまえ、何を勉強していたの?」と、自分の間違いに気がつかない人が多いことにある。

夏休みを利用しニュージーランドへ渡航する学生も多いので、1つ注意を。
現地でおしゃれはしないこと。日本的なおしゃれをするとすぐに日本人だとわかる。着ている服が綺麗でおしゃれだから。現地の人はパジャマみたいな服装で出歩くので驚きます。正しくは「スウェットパンツ&トレーナー」と言うらしい。日本ではパジャマとして着る人が多い服装なのである。大学内をこの「スウェットパンツ&トレーナー」で歩く学生が10人中11人くらいいるので「パジャマを着て歩いている」と驚く日本人留学生が多い。
日本人だとわかるとお金をせびられたり、盗まれたりするので、中国人と言っておいたほうがいいです。保身のために必要な防衛策です。間違っても「自分は日本人だ、中国人ではない」なんて言ってはいけません。喜んで中国人になりましょう。それが身を守る術なのだ。
透明素材のクリアリュックに財布を入れて歩く日本人留学生もいて、危なくないのかと思ったことがある。盗んでくれと言わんとばかりの主張です。「だったら盗んでやるよ」と言わんとばかりに盗まれます。ニュージーランドは盗みや窃盗の多い国で、盗まれても、盗まれたヤツが悪いと判断される国なので泣いても無駄です。「(盗まれた)オマエが悪い」と言われるだけ。学内でも普通に盗みが起きる。私は折り畳み傘と制服のネクタイを盗まれた。NZ人は傘は差さないのに盗んでいく。どこで使うんだYO! 私の傘かえせ! ネクタイはどの生徒も着用しているのにこれも盗む。

ニュージーランドは国家ぐるみで泥棒を養成する犯罪国家である。

在留邦人の女性は、色黒の人が多く、黒髪ロングの人が多いのに手入れをせず、お化粧をしないのですごく汚い。「歩く汚物」って感じ。インド人かポリネシア人かと思うと、日本人女性のことがよくある。この人たちと同じことをしてはいけません。とても汚くて老けて見えます。二十歳を過ぎて人前へ出るときはリップくらいはつけよう(100円ショップで売ってます)。
現地の、特に高齢の女性は、ワキ毛を処理せずノースリーブで歩くのでビビります。これは真冬では見かけない光景なので問題ありませんが、夏のスーパーへ行くとワキ毛が伸びたまま歩く女性が多く、気持ち悪い。
また、高齢の女性はホルモンバランスの乱れにより、髭の生える人が多く、この脱毛処理もしない。私からすると「汚い」というより「不潔」に感じる。
ニュージーランド人で綺麗な人って本当にいないんだよね。みんな、不潔。
日本人女性は若く見られるので、現地の高齢男性に大人気です。ニュージーランドは小児性愛者の国だから、少女を犯したい願望を持つ男性が多い。高齢者でも性欲旺盛な人が多く、すぐにヤラれちゃう。だから、レイプが多い国である。
若い白人男性も同様。東洋人に性的な目的とお金以外で近づいてくることはない。現地で性格が悪く友達のいない白人も近づいてくる。そういう人は嫌われる理由があるのでついていかないように。でも、実際にはついていっちゃうんだよね。こればかりはしゃーないか。
私の同輩の白人学生も、一生懸命、日本語を勉強していたけれど、その目的は、アジア人が好きで近づく手段に利用していた。JETプログラムで日本にも来たけれど、その目的は日本人女性と結婚することにあった。悪いヤツじゃなかったけれど、性格的にヤヴァイやつなので、他の同級生は距離を置いていた。
その後、中国系の女性と結婚して、離婚した。再婚相手も、また東洋人。あー、やっぱり、って思った。
東洋人が好きで性行為をしたがる白人男性は想像以上に多くいる。そいつらに狙われても、それが悪いと言えないけれど、自分が不幸になるから接点は持たないほうがいいでしょう。男女の仲はいろいろあらーなーだから無理か。

おしゃれもできず、保身的でないとレイプされちゃう。5時(17時)にはお店が閉まり、土日は完全閉店で遊ぶところもない。習った英語も通じないニュージーランドに留学する必要はあるのか、大きな疑問です。ニュージーランドに夢を抱くことは止めよう。私なら行きません。
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