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在留邦人は幸せになれない [在留邦人批判]

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「コロナより深刻なニュージーランドの肥満」というタイトルで、6,500字 まで書いたが、飽きたので、全て消した。

実際に、ニュージーランドの肥満は、コロナより深刻な状況にある。
ニュージーランドは「アメリカ」「メキシコ」「チリ」に次ぐ、世界で4番目の肥満村である。「肥満大国(たいこく)」と呼べるほど、人が住んでいないので、「肥満村」とするのが最も適した日本語だろう。

ニュージーランドの大人の3人に1人、子供の8人に1人は「肥満」である。これは、先進国の中では、最も悪い数字である。

在留邦人が大嫌いな日本は、大韓民国と並び、大人も子供も、先進国の中で最も肥満率は低い。

在留邦人が日本を嫌う理由がよくわかります。在留邦人って、特に日本人女性って、太った人しかいないんだもの。マツコ・デラックスのように、ノッシノシ、ドスンドスンと、お相撲さんのような歩き方でやってくる。『あの人はサモアの人か、トンガの人か』と思ったら、日本の女性だったということがよくある。日本人女性は太った人しかいない。

良い年(25歳以上)をした日本人女性も、ニュージーランドでは人前で化粧をしない。化粧をしないことが日本との最大の違いであり「自由」らしい。だから、日本人女性は本当に汚い。歩く汚物。

それに加え、色黒なのに紫外線対策をしないので、肌は真っ黒。紫外線対策をしないことが「自由」らしい(注:「皮膚がん」と「白内障」の発症が多いニュージーランドでは幼稚園児にも紫外線対策が義務づけられている。小学生がサングラスを着用し登校する姿はファッションではなく白内障予防のためである)。

長い黒髪の手入れをしないので、日本人でなくても美容師が見たら "Sick" と、叫ぶこと間違いなし。髪の毛の手入れをしないことも日本には存在しない「自由」らしい。私には理解不能な在留邦人特有の倫理観である。

このような在留邦人でも苦労していれば、現地の民は『助けてやれ』と、私に言いに来る。同じ国から来ているので、言葉も習慣もわかるおまえは助けられるだろということらしい。『在留邦人とは日本語が通じない』『何か手伝ってもお礼も言わないからやりたくない』『パケハ(白人)が手伝うと喜ぶが、私が手伝うと、反感を持たれる』と、現地の民に説明しても、現地の民には理解できない。『そりゃー、そーだろーなー』と、思った。日本人同士、日本語が通じないとは普通は思わない。私だって思わない。しかし、在留邦人は異常人格者、精神病者しかいないので、日本語も、日本の習慣も通じない。本当に通じない。在留邦人から痛い目に合った日本人以外は、この意味が通じない。それゆえに、現地の民には通じないのだ。これは、言語の問題ではない。

美味しい物がないニュージーランドで、何を食べても水っぽい味しかしないニュージーランドで、何を食べると太るのか。ニュージーランドで「栄養失調気味」と言われた私には大きな疑問である。

私は、太った日本人女性は、ニュージーランドに行った方が良いと思う。たぶん、日本にいるより幸せになれる。ニュージーランドに行くと、周りは太った人しかいないので、太っていることがバレない。誰からも、何とも、言われない。『ニュージーランド人は、他人のことを、とやかく言わない』は、事実である。だって、太っている人に『あなたは、太っている』と言わない。『おまえに言われたくねーよ!』と、ツッコミが入るからね。

ニュージーランドが世界4位の肥満村であっても良いのだが、生活習慣病を起源とする循環器疾患(CVD)を患う患者は、17万人を超えている。ニュージーランド人の17人に1人は、心臓の病を抱え、90分に1人の割合で死亡している。ニュージーランドで死亡する3人に1人は、心臓の病を抱えているので、心臓病の研究は盛んに行われている。日本からも少ないが、心臓外科医がニュージーランドの病院に留学しているのは、それが理由である。

持病を抱える人が新型コロナウイルスに感染すると急激に悪化するが、ニュージーランドではこの報告例が極めて少ない。ニュージーランド保健省はこの報告を注視しているが、実は、これには「カラクリ」がある。
ニュージーランドでコロナに感染し死亡した時、死亡時の検査で「心臓病」を患っていれば、死因は「心臓病」になる。「コロナで死亡」とはならない。他方、日本では、交通事故で死亡した人でも、死亡時の検査で「コロナ陽性」となれば、「コロナで死亡」に分けられてしまう。ニュージーランドでは「コロナ陽性」でも、隔離してしまえば「コロナ陽性者」に入らない。このような「カラクリ」があるので、ニュージーランド保健省が発表する数字は「参考」に留める程度で、実数を見ても意味がない。実際に、コロナで何人が死亡したのか、ニュージーランド保健省は把握できていない。オークランド大学物理学科の ディオン・オニール博士(複雑系科学専攻)は『実際の感染者数は公表値の4倍』と試算している。

ニュージーランドではワクチンの2回目接種を終えた割合は94%に達し、5歳から11歳のワクチン接種率も50%に達した。ワクチン接種が進んだ理由に、ファストフードの無料提供が指摘されている。ワクチンを打つと、ケンタッキーフライドチキンがもらえる、ピザがもらえる、ケバブがもらえることから、ワクチン接種が進んだ。ファストフードはお店が無償提供するわけではなく(無償提供するほどニュージーランドの商人はやさしくない!)、公費で費用が賄われている。ニュージーランド政府は、ニュージーランド人の肥満対策に、年間20億ドル(2,000億円)を費やしている。公費を投入し肥満抑制を行う一方で、肥満の原因となるファストフードを配っている。オークランド大学栄養学講座教授のボイド・スウィンバーン教授は、ニュージーランド政府の対策を「極めて歪んだやり方」と、厳しく批判している。

ニュージーランドの「外側」にいても、ニュージーランドの「内側」のことがわかる私は『何か利益がないと、ニュージーランド人が自ら動くことはない』ことを、瞬時に判断できてしまう。特に、ケンタッキーフライドチキンの無償提供は「アタリ」だと思う。ケンタッキーフライドチキンは、ニュージーランドの外食の中でも高額な分類に入るので、これが無償提供されるとあれば、フライドチキン目当てに、ワクチンの接種が進む。『乞食が喜びそうなこと』と思います。

在留邦人は、クリスマスに(日本の)ケンタッキー店舗で行列ができる様子をイジったイギリスの新聞を引き合いに出し、日本を批判するが、ケンタッキーフライドチキンは、ニュージーランドでも大人気である。
ニュージーランドは宗教を中心に社会が動く宗教立国なので、クリスマスは法律で「特別な日」に指定されることから、ケンタッキーは営業できない。しかし、12月24日と12月26日は、ケンタッキー店舗前では大行列ができる。
オークランドで107日間続いた都市封鎖が解除された2021年12月3日、最初に行列ができた店は、床屋と、ケンタッキーフライドチキンである。

在留邦人の「ケンタッキー論 」から生じる「日本叩き」は、意味をなさない。
日本KFCは、クリスマス7日間で70億円を売り上げるが、これは、年間売り上げの、わずか、15%にすぎない。
私の肌感覚では、クリスマスにフライドチキンを食べるのは、年配の人だけで、若い人は正月にフライドチキンを食べている。日本KFCが使用する鶏肉は生後38日の国産鶏に限定し(一般的なフライドチキンは生後50日の鶏肉を使用)、衛生管理された店内調理、持ち帰りに特化と、食品に厳しい目を向ける日本人の「食べたい」が詰まったエグい商戦を展開している。正月に販売する「ケンタお重」は、クリスマス商品より割安感があり、若者受けする。実際に「ケンタお重」は、毎年、完売する。日本のケンタッキーに行列ができる理由は、言葉で説明できてしまい、ニュージーランドの「肥満とフライドチキン」とは、まったく異なるロジックが成立する。異なるロジックを比べても、何の意味もない。何の意味もないことを比べ、日本を叩いているのが、在留邦人である。

「子供の肥満」と「子供の貧困」は、相関関係があり、ニュージーランドの子供の7人に1人は貧困状態にあると、ユニセフが警告している。在留邦人が声高々に叫ぶニュージーランドの手厚い社会保障とは無縁の状況にある。

ニュージーランドでは、貧乏人はより貧乏になるので、格差拡大が止まらない。
2022年2月15日、救世軍の2022年度報告書は、ニュージーランドの子供の5人に1人は生活保護を受ける世帯で暮らしていると報告。国からの生活保護が打ち切られると、死に直面する子供が 21,000 人もいる。もう本当に、ギリギリのところで生きている子供たちがたくさんいる。これが、先進国のやることか? 在留邦人が「地上の楽園」と絶賛するニュージーランドを、ニュージーランド人は絶賛していない。

「子供のイジメ」は、ニュージーランドの社会問題であり、15歳~19歳の自殺率は、エストニアに次ぐ、世界第2位と、こちらも悲惨な状況にある。若年層の自殺者数は、年間600人(2020年:628人 2021年:607人)。コロナで死んだニュージーランドの十代の若者は、0人。

私は、ニュージーランドを離れ、本当に良かったと思う。
ニュージーランドに残っていたら、100%、自殺していた。
これだけは断言できる。私は、自殺していた。

ニュージーランドの若年層の健康と幸福に関する調査を行う "Youth 19" の報告書は、ニュージーランドの高校生の4人に1人、23%は、「鬱状態」にあると衝撃的な報告をしている。鬱になる高校生は、この10年で、2倍に増えた。ニュージーランドの生活環境を骨の髄まで知る私は『そーだろーね』と、思います。アジア系の生徒に限ると、4人に1人は、教員から不公平な対応をされ「人種差別を受けた」と答えている。これは、パケハ(白人)の生徒より、11%も高い。
東洋系の学生の鬱病率は29%と、極めて高い数字であるが、ニュージーランド社会はアジア系に無関心ですから、シカトされてます。"Youth 19" の報告書では、この「シカト」が大問題と指摘しているが、改善案に耳を傾けるパケハはいないのが現実である。

ニュージーランドの差別は、根深いところにある。
大人にこの差別は見えない。『子供のケンカ』『大したことじゃない』で済まされるので『ニュージーランドに差別はありません』になっちゃう。
これは、半分正しく、半分間違っている。
子供の中にある差別は、大人には、決して見えない。『そこに差別がある』と、指を差して指摘しても、大人には見えない。本当に見えない。なぜなら、それが「大人」という存在だからである。
しかし、数字は忠実に現状を物語り嘘はつかない。大人に見えない世界も数字は正確に記録する。これが「ニュージーランドに存在する見えない差別」である。

在留邦人は日本での経験があるから、親にこう言われた、学校でこうされ、太っている体形をイジメられたと言う。センシティブな思春期に言われたことを、いつまでも覚えている。それは、ニュージーランドの若者も、同じことをされているのだ。それを、25歳を過ぎた大人は理解できない。過去に自分がされたことは、いつまでも覚えており、そのことを根に持ち、反日感情となるのに、ニュージーランドで、いま、あなたの隣で起きているイジメと差別は見えない。それが「大人」になったことの意味である。だから、何でも、ニュージーランドのことが良く見える。自分が経験していない「夢の世界の出来事」だから、何でも良く見え、何でも良く思える。なぜなら、自分は何もしていないから。

私はニュージーランドで惨めな高校生をやっていたので、現地生活の「内野(ないや)」の状況がよくわかる。内野の守備につく現役プレイヤーだ。
他方、在留邦人は、25歳を過ぎた大人になり、初めてニュージーランドにやってきた「外野(がいや)」の客席に座るお客さんだ。自分もお客さんだと思い、周りもお客さんだと思っている。永久にお客さんだ。お客さんに内野(ないや)の状況はわからない。外野席から内野(ないや)で起きているクロスプレイ(微妙な判定)は見えるだろうか。見えたら内野(ないや)に審判はいらない。野球もクリケットも、内野に審判が立っている。何のために審判がいるのか、偏差値2しかない在留邦人も、さすがにわかるだろう。この意味がわからなければ、偏差値1に降格だ!

私も多くの在留邦人と同じく、25歳を過ぎてから、ニュージーランドに行ってみたかった。そこでは、在留邦人と同じく、ニュージーランドを絶賛できるのかと。「地上の楽園」「夢の国ネバーランド」と、ニュージーランドを絶賛できるのかと。
ニュージーランドで惨めな高校生をやり、いろいろな人からヒステリックな批判を受け、教員から怒鳴られ続けた私が、ニュージーランドに戻っても、嫌な記憶しか戻らない。私の人生のトラウマである。私も、眞子さまと同じく「複雑性PTSD」と診断されたい。

『1人でも感染者が出たら都市封鎖に踏み切る』と断言し、実際に都市封鎖に踏み切ったニュージーランドも、オミクロン株の感染拡大に歯止めが掛からず、感染者数は 6,000 人を超えた(2022年2月24日: 6,137人)。
『国が国民の命を守っている』『どこまで優しいんだ』と、アーダーン首相を絶賛していた在留邦人は、まだ、41歳の女性首相を絶賛しているのでしょうか。
ウェリントンの議事堂前では、反ワクチン派による大規模な抗議活動が展開され、2022年2月28日に新学期を迎える予定であったヴィクトリア大学は、大学校舎で暴動が起きることを恐れ、8週間の新学期延期を決めた。既にウェリントン入りしていた学生たちは『俺たち、8週間も、どうなるの???』と、困惑している。
ニュージーランドは労使関係が悪く、選挙で選ばれた政治家より、労働組合が強靭な権限を持つ左派社会なので、このようなことがフツーに起きる。8週間も取り残された学生たちが、どうなるのかなんて『そんなの関係ねー! ハーイ! おっぱっぴー♪』と、労働組合の手厚い保護を受ける教職員は、学生たちを置き去り、どこかへ遊びに行ってしまった。この労働環境を「天国」と絶賛するのが、在留邦人という存在である。ニュージーランドに来て初めて左派の存在に感銘を受け、射精だか、失禁だかをしてしまい、昇天しまった人たちが、在留邦人である。

ニュージーランドの民は政治に希望を持てないので、政治家の発言を注視して、投票率が高い。なぜなら、政治に希望を持てないから、選挙で政治家を落とすために投票に行くのだ。

『パジャマ姿で動画配信するアーダーン首相をニュージーランド国民は全面的に支持している』と、TBSの「グッとラック!」に出演し答えていた「日刊ニュージーランドライフ」主宰の長田雅史も、消えていなくなった。あれだけ、嘘で嘘を固めた「虚構のニュージーランド」を描いたら、そりゃ、嘘がバレるよ。
「グッとラック!」の担当プロデューサーは、私の同級生です。創造性のカケラすらない、会社の名前だけで大きくなった典型的な人間が担当する番組なので『こんな番組、すぐになくなる』と思ったら、本当になくなってしまいました。番組がなくなったので、長田雅史が得意とする「日本叩き」「日本潰し」「日本バッシング」はできなくなってしまった。残念でした。いまでは、ニュージーランドを担ぐ日本のメディアは、1つもない。「コロナの優等生」と言われたニュージーランドは、単なる、幻想だったのだ。

在留邦人はニュージーランドに感謝するのではなく、日本に感謝すべきである。
在留邦人は日本の生活について行けず、日本から蹴り出され、世界の僻地へ逃げて行った。
そして、日本という比較対象ができたことで、ニュージーランドで乞食として生きることを決めた人たちだ。乞食でも難民でも、働く者を手厚くもてなすのが労働組合。比較対象となる下地を作ったのは、ニュージーランドではなく日本である。それ故に、在留邦人は日本に感謝すべきなのである。
しかし在留邦人で、日本に感謝する人はいるのだろうか? 1人もいない。どの在留邦人も、日本批判と日本叩きは繰り返すが、日本に感謝する心は持たない。感謝の心を持たない在留邦人に幸せはやってこない。「幸せは歩いて来ない、だから、歩いて行くんだね」と、気がつかせてくれたのは日本であり、ニュージーランドではない。ニュージーランドは、在留邦人に何もせず、今後も、何もしていない。都合が悪くなれば『おまえらは国籍のある国へ帰れ』でオシマイ。

感謝の心を持たない在留邦人は幸せになれない。永久に、永遠に幸せになれない。お母さんが幸せになれないから、自分の子も幸せになれない。残念でした。子供はセンシティブだから『うちのお母さんは頭がおかしい』『お母さんはヘンな人』と言い出すのはそれが理由。子供は自分の親をよくわかっている。かつてのあなたが、自分の親を批判したように、これから自分の子に批判され、バカにされ、相手にされない。そして、独り孤独に最期を迎える。辛く、貧しい、在留邦人の最期だ。
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